2016年

2016年6月14日

画像:FASFマーク

ミネベア株式会社

転換社債型新株予約権付社債の買入れに関するお知らせ

当社は、平成28年6月14日開催の取締役会におきまして、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」といいます。)からミネベア株式会社第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(劣後特約付)総額77億円の全てにつき、買入れすることを決議しましたので、お知らせいたします。

1. 新株予約権付社債の買入れの理由

当社は、平成24年2月2日付「株式会社日本政策投資銀行との共同投資等に係る業務・資本提携および第三者割当による無担保転換社債型新株予約権付社債(劣後特約付)の発行に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、DBJとの間で、同日付で、共同投資等に係る業務・資本提携契約(以下「本提携契約」といい、本提携契約に基づく提携を「本提携」といいます。)およびDBJを割当予定先とするミネベア株式会社第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(劣後特約付)(以下「本新株予約権付社債」といいます。)の引受契約を締結しました。

当社及びDBJは、本提携契約締結以降、当社のM&A戦略における対象企業/事業の評価やDBJとの共同投資を含めたスキーム組成の検討等を実施してまいりました。こうした取組の成果として、平成26年12月22日付「Sartorius Mechatronics T&H GmbHとその子会社の株式譲渡契約締結に関するお知らせ」および平成27年2月9日付「Sartorius Mechatronics T&H GmbHとその子会社の全株式取得完了に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、Sartorius Mechatronics T&H GmbHとその子会社の全株式を当社及びDBJの共同投資により取得しております。

また、当社は平成27年12月21日付「ミネベア株式会社とミツミ電機株式会社との経営統合に関する基本合意書の締結に関するお知らせ」および平成28年3月30日付「ミネベア株式会社とミツミ電機株式会社との経営統合に関する経営統合契約及び株式交換契約の締結のお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、平成29年3月17日を効力発生日としてミツミ電機株式会社(以下「ミツミ」といいます。)との経営統合(以下「本経営統合」といいます。)を予定しております。本経営統合はミツミの普通株式を保有する株主に対して、当社普通株式を割当て交付する株式交換で行うため、当社は本経営統合の効力発生日後の発行済株式総数の増加による希薄化への対応等資本政策を検討しておりました。

当社は、DBJとの間で、本提携契約の継続及び資本政策の一環としての本新株予約権付社債の取扱いに関して協議した結果、本日付でDBJの保有する本新株予約権付社債の全てを当社が買入れることに合意いたしました。

なお、当社とDBJは、本新株予約権付社債の買入後においても、本提携契約を継続し、当初平成29年2月20日までとした本提携契約の有効期間を必要により1年間延長し、Sartorius Mechatronics T&H GmbHとその子会社の件に続く新たな共同投資案件の実現に向けて誠実に協議していく予定です。

2. 本新株予約権付社債の買入れの内容

(1)銘柄: ミネベア株式会社第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(劣後特約付)
(2)買入日: 平成28年6月17日
(3)買入額面総額: 77億円
(4)買入価格: 13,896,282,722円

3. 今後の見通し

本新株予約権付社債の買入れの結果、当社が保有している自己株式を、本経営統合に伴いミツミの普通株式を保有する株主へ割当て交付する当社普通株式として充当することが可能となります。一方、本新株予約権付社債の消却をした場合は、当社には社債償還損6,196,282,722円(買入価格と買入額面総額の差額)が発生します。消却時期については未定です。

関連情報

以上

会社名 ミネベア株式会社
代表者名 代表取締役 社長執行役員 貝沼 由久
(コード番号 6479 東証第1部)
問合せ先

広報室長 石川 尊之
(Phone: 03-6758-6703)

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