2002年
2002年9月24日
ミネベア株式会社
DC軸流ボックスファンモータ事業に関する製品共同開発および生産委託に合意
松下電器産業株式会社（以後『松下』と呼ぶ）とミネベア株式会社(以後『ミネベア』と呼ぶ)は、DC軸流ボックスファンモータ事業に関し、製品の共同開発および生産委託について合意いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
１．共同開発および生産委託の概要
1）対象製品
DC軸流ボックスファンモータ（以後「ファンモータ」と呼ぶ）
2) 事業形態
| 開発： | 両者の技術を持ちより、製品を共同開発する。共同開発する場所は『ミネベア』の軽井沢工場とする。 | |
| 生産： | 共同開発製品及び『松下』が『ミネベア』に生産委託する製品は、『ミネベア』の中国子会社 上海ミネベア精密機電有限公司 西岑工場 (にしみね／英文名：Minebea Electronics & Hi-Tech Components (Shanghai)Ltd. Xicen Factory)で生産する。 | |
| 販売： |
共同開発製品のうち、ハイドロウェーブ軸受(『松下』独自の動圧軸受機構)および高信頼性スリーブ軸受を搭載する製品は従来通り『松下』が、ボールベアリングを搭載する製品は従来通り『ミネベア』が、それぞれのブランドで販売することになる見込み。 『松下』が『ミネベア』に生産を委託する製品は『松下』が自己のブランドで販売する。 |
3）生産開始時期
2003年2月から開始する。
4）販売目標
共同開発製品を、『松下』は2004年3月期に月間50万台、2006年3月期に月間400万台、『ミネベア』は2004年3月期に月間50万台、2006年3月期に月間400万台それぞれ販売する見込み。
2．共同開発および生産委託の狙い
今回の協業は、『モータ社』の最先端製品開発技術と『ミネベア』の超精密機械加工技術、大量生産技術およびコスト競争力を結びつける事により、高性能且つコスト競争力を備えたファンモータをスピーディー且つタイムリーに開発・製造・販売する事を可能とし、両社のファンモータ事業の更なる拡大と収益の向上をもたらすものであります。
ファンモータ市場では、小型化、高出力化、低騒音化、低価格化が要求され今後はPC市場のみならず情報通信関連機器、デジタル家電分野での市場規模拡大が見込まれます。
以上
| ※ | 『モータ社』は松下電器産業株式会社の社内分社であり、産業分野から情報機器分野まで幅広い分野のモータ事業を網羅しています。 |
| ※ | 『ミネベア』はパソコンを含む情報通信関連機器､家電製品､航空機､自動車等に使用されるボールベアリングや各種精密小型モータ等を製造販売する総合精密部品メーカーです。 |
【お問い合わせ先】
松下電器産業株式会社
モータ社 企画グループ
TEL : 072-871-1212
URL : http://panasonic.co.jp/motor/
ミネベア株式会社
総合企画部 広報室
広報担当 宮 原 康 明
TEL : 03-5434-8637
E-MAIL :ymiyahar@minebea.co.jp
URL :http://www.minebea.co.jp
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。製品または商品の仕様変更・販売終了等により、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。
