ミネベアミツミグループ行動規範

更新日: 2023年10月6日

ミネベアミツミグループ役員・従業員行動指針

Ⅰ. 宣言

当社は、当社が企業市民として適切な行動を継続していくことを目的として、2005年に「ミネベアグループ行動規範」(以下「行動規範」)を制定し、当社グループの役員・従業員に遵守を要請するとともに、広く株主・お客様・従業員・地域社会・お取引先などに対し、ミネベアグループの取組み姿勢を開示しております。

2010年に「行動規範」の細則として「ミネベアグループ役員・従業員行動指針」を制定いたしました。これは、企業のコンプライアンスを支えるのは、その企業を構成する役員・従業員であり、企業の取り組みに加えて、その企業を構成する者一人ひとりが、これまで以上に自身の行動に自覚と責任が求められる時代になったとの認識のもと、ミネベアミツミグループの全ての役員・従業員が「行動規範」の価値観・倫理観を共有し、具体的な行動として実践していくことを、より一層確かなものとすることを目的としております。

まずは、コンプライアンス最高責任者である私が率先垂範することをここに宣言します。私に続き、ミネベアミツミグループの全ての役員・従業員各位には、本趣旨を十分理解の上、本行動指針を遵守されることを要請します。

2023年10月6日

ミネベアミツミ株式会社
代表取締役会長 CEO
貝 沼 由 久

Ⅱ. 行動指針

「ミネベアミツミグループ役員・従業員行動指針」(以下「本行動指針」といいます。は、ミネベアミツミグループの全ての役員・従業員が遵守すべき、行動の基準として定めています。ミネベアミツミグループの全ての役員・従業員(以下「私たち」といいます。)は、本行動指針を読んで、理解し、遵守するものとします。

コンプライアンス

1. 法令・社内規則等の遵守、倫理的な事業活動の遂行
私たちは、事業活動を行う各国・地域での適用法令・規則を遵守し、倫理的な事業活動をすることはミネベアミツミグループの重要な経営方針のひとつであることを踏まえ、自らの業務に関連する全ての法令・規則及び社内規則等を確認し、理解し、遵守します。また、企業倫理に反する業務を行いません。
2. ミネベアミツミグループの信用・名誉の維持
私たちは、ミネベアミツミグループの信用及び名誉の維持に努め、これらの毀損に繋がる行為を行いません。

多様性

3. 各国・地域の文化や慣習の尊重
ミネベアミツミグループは、グローバルに事業を展開しています。私たちは、各国・地域の文化や慣習、歴史を尊重して業務を遂行するよう努めます。

労働

4. 基本的人権の尊重
私たちは、会社において自らの職務を遂行するに際して、全ての関係者の基本的人権を尊重し、また、性別・年齢・出身地・国籍・人種・民族・信条・宗教・疾病・障害等による差別をしません。
5. ハラスメントの禁止
私たちは、あらゆるハラスメント(セクシャル・ハラスメント、パワー・ハラスメント等)を行いません。
6. ワーク・ライフ・バランスの実践
私たちは、互いに、個人の生活スタイルに合った働き方を尊重し、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指します。

安全衛生

7. 健全かつ安全な職場の維持
私たちは、労働関連法令を遵守し、健全な職場環境の維持に努めます。また、職場の安全衛生に関する社内規則等を遵守し、労働災害や業務上疾病の発生防止に努めるとともに、万一災害等が発生したときには、所定の手順に従って、迅速に報告を行います。私たちは、互いの意見を尊重し、風通しのよい職場を作ることにより、メンタルヘルス障害の予防に努めます。

環境

8. 環境に配慮した事業活動
私たちは、環境法令と社内規則等を遵守し、事業活動の全段階において、エネルギーや資源の消費等を通じた環境負荷や汚染問題などの環境リスクをできる限り低減するよう努めます。

倫理的経営

9. 情報の適時適切な開示
私たちは、お客様・株主・投資家などに対し、企業情報経営状況、商品情報などを適時適切に開示します。
10. 機密情報及び個人情報の保護
私たちは、会社の機密情報やお取引先等から入手した他社の機密情報及びお客様・従業員等の個人情報を、法令・規則及び社内規則等に従ってのみ使用し、また、機密情報や個人情報を漏洩しません。
11. 不適切な接待・贈答の禁止
私たちは、節度を越えた接待・贈答を行わないとともに、これを受けません。また、国会議員、公務員又は外国公務員等に対し、法令および健全な商慣行に反し、営業上の不正の利益などの取得を目的とする利益の供与を行いません。
12. 公正かつ自由な競争及び取引
私たちは、各国・地域の公正かつ自由な競争及び取引に関する法令(独占禁止法、下請法等を含みます。)を遵守し、フェアな事業活動を行います。
13. 知的財産権の保護
私たちは、現代社会における知的財産権の重要性を理解し、会社の権利の保護に努めるとともに、他者の権利の侵害に当たらないよう、細心の注意を払います。
14. インサイダー取引の防止
私たちは、インサイダー取引又はその疑いをもたれるような株式・社債その他の有価証券等の売買はしません。
15. 製品・資材等の輸出入等についての適正な手続
私たちは、製品・資材・機械設備等の輸出入及び技術ライセンス契約を締結するにあたっては、関係法令(輸出入管理法令を含みます。)と社内規則等を遵守し、適切な手続きをとります。
16. 反社会的勢力への対応
私たちは、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力・団体に対しては、毅然とした態度で臨み、一切の関係を断絶します。
17. 会社資産の保護
私たちは、会社の資産や経費は社内規則等に従って大切に取り扱い、浪費したり、私的な目的で使用したりしません。
18. 利益相反行為の禁止
私たちは、会社の正当な利益の犠牲のもとで、自ら又は第三者の利益を図るような行為を行いません。

社会貢献

19. 社会に有用な製品の提供
私たちは、資源やエネルギーの投入量を削減する技術革新を推進するとともに、耐久性に優れた製品やリサイクル可能な製品など、地球環境の維持をはじめとする経済・社会の持続的発展に寄与する製品を開発し、提供することに努めます。また、私たちは、お客様や消費者の「声」に誠実に耳を傾ける姿勢を持ち、製品・サービスの安全性と品質の確保に努めます。
20. 地域への貢献
会社は良き企業市民としてより良き社会の実現に努めます。私たち一人ひとりは自ら社会貢献について考え、その実践に努めます。

国際社会との共生

21. 国際ルールの遵守及び現地社会への貢献
私たちは、他国及び他地域での事業に関わる際には、国際ルール・現地の法令を遵守することはもちろん、現地の社会事情を理解し、その発展に貢献するように努めます。

コンプライアンス体制

22. 社内通報
私たちは、法令・規則や本行動指針を含むミネベアミツミグループの各種規程・社内規則等に違反する行為、企業倫理上問題のある行為、あるいはこれらの疑いのある行為を知った場合は、速やかにその旨を上司あるいは、主管部署又は社内通報窓口等に報告・相談します。

Ⅲ. 懲罰

本行動指針に違反した場合は、ミネベアミツミグループ各社の就業規則等に基づく懲戒処分の対象となることがあります。

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