ミネベアグループ環境レポート2009
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ミネベアグループインプットアウトプット■ ミネベアの環境負荷とマテリアルバランス(注1) ミネベアグループは、世界16ヶ国に29ヶ所の製造拠点、37ヵ所の販売拠点を有しており、事業活動も広範囲に渡っています。 2009年3月期のミネベアグループ全製造拠点における事業活動のインプット・アウトプットによる環境負荷は以下のようになります。用語説明注1 マテリアルバランス 物質のインプット/アウトプット収支。注2 PRTR物質 PRTR法(化学物質管理促進法/日本国内法)により排出量・移動量を把握し、届け 出ることを定められた化学物質。(日本国内法)注3 CO2:二酸化炭素注4 NOx:窒素酸化物注5 SOx:硫黄酸化物 注3~注5は、石炭、石油、ガソリンなどを燃やすことにより発生する。 火力発電、工場ボイラー、自動車/トラックの排ガスなどが主な発生源。注6 ばいじん 燃焼、加熱及び化学反応などにより発生する排出ガス中に含まれる粒子状物質。注7 pH :ペーハー 酸性かアルカリ性かを示す尺度。pH7が中性。7より小さいほど酸性が強く、7より 大きいほどアルカリ性が強い。注8 COD:化学的酸素要求量 水中の有機物(汚れ)を酸化剤によって酸化するのに消費される酸素量。BOD測定 と比べ短時間に測定できるが、信頼性は劣る。 CODは一般的に海、湖沼への排水監視に用いられる。注9 BOD:生物学的酸素要求量 水中の有機物(汚れ)を細菌が食べて分解するときに消費される酸素量。BODが 大きいほど汚れが多い。測定に数日を要す。BODは一般的に河川への排出水監視 に用いられる。注10 SS:懸濁物質量 水中に浮遊している物質の量。数値が大きいほど水質汚濁が著しい。注11 ノルマルヘキサン抽出物質 水に含まれる揮発しにくい油や洗剤などを、ノルマルヘキサンという薬品で抽出 した物質。当報告書では鉱油量を表す。●電力:733,988 MWh●LPG:394トン●天然ガス:4,244 千m3●油:2,259 kℓ●水:3,057 千m3エネルギー●CO2(注3) :429,672 トン●NOx(注4)●SOx(注5)●ばいじん(注6)大気●「廃棄物等」として社外に排出した量:34,202 トン●社外に排出した後に再生利用された量:26,136 トン●埋立て廃棄物:5,935 トン廃棄物●排水:2,751 千m3●pH(注7)●COD(注8)●BOD(注9)●SS(注10)●ノルマルヘキサン抽出物質(注11)水域●ベアリング ●モータ●キーボード ●スピーカー●電子デバイス ●計測機器 他製品●PRTR物質 :0.03 トン ※日本国内のみ化学物質●鋼材:約52,000 トン●樹脂:約6,600 トン●電子部品●梱包材料原材料・部品●PRTR物質(注2):0.8 トン※日本国内のみ化学物質ミネベアの環境負荷6ミネベアグループ 環境レポート 2009沪S(2009)095号
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