ミネベアグループ環境レポート2009
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19ミネベアグループ 環境レポート 2009◎CO2削減/ライトダウンキャンペーンへの参加 環境省では、地球温暖化防止のためライトアップ施設やオフィス照明の消灯を呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を毎年夏至の日と七夕の日に行っています。これはライトアップに馴れた日常生活の中、電気を消すことでいかに照明を使用しているかを実感し、地球温暖化問題について考えることを目的としたキャンペーンイベントです。 2009年、ミネベアグループは国内全ての工場、営業所がキャンペーンに参加しました。特に7月7日は国内全拠点で一斉帰宅日とし、屋外照明だけでなく、オフィス照明の完全消灯にも取り組みました。【ミネベアグループのCO2削減結果】■参加施設:東京本部、営業18拠点、軽井沢工場、 浜松工場、藤沢工場、大森工場 エヌエムビー電子精工株式会社(仙台市) ミネベアモータ株式会社 米子事業所■削減消費電力量 : 1,442kWh■CO2排出削減量 : 639kg-CO2 (約42世帯の1日のCO2排出量に相当)◎重油燃料の使用削減(軽井沢工場、藤沢工場) 従来、工場空調の熱源としてA重油を燃料とするボイラーや冷温水発生機が各所で使用されてきました。しかし、A重油は燃焼により地球温暖化の原因となるCO2や人体に有害なばいじん、窒素酸化物を大気中に放出します。また老朽化した燃料タンクからは、A重油の漏洩も心配されます。そのため、A重油設備を保有する各工場では、設備の更新と合わせてA重油から他のクリーン度の高いエネルギーを使用した設備への転換を図っています。 軽井沢工場では工場近隣への都市ガスの敷設を機に、A重油炊きのボイラーと冷温水発生機を都市ガスを燃料とする設備に更新し、それまでの設備に比べCO2排出量が約24%削減されました。 藤沢工場でもA重油炊きのボイラーが廃止され、ユニット式のエアコンに更新されました。軽井沢工場の都市ガスボイラー藤沢工場に新設されたユニット式エアコンの室内機環境省:CO2削減/ライトダウンキャンペーンhttp://coolearthday.jp/index.html点灯時の浜松工場のライトアップ照明
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